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俺の妻は若頭_本文見本

:サイト小説
俺の妻は若頭

暑苦しいエロです。暑いです……男泣きです。
筋肉注意!めずらしく美少年はどこにも出て来ません。
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北見章 山下組若頭 組員四人。
菅原通彦 大手グループの下請けの下請けの工場勤め。
共に一九歳



「みちっ……みちっひこぉっ……」
 章が俺を呼ぶ。
「章……章……ぁ……」
 俺が章を呼ぶ。
 その度に、二人の間でぐちゃぐちゃっぱんぱんっ……水音と肉がぶつかる音がする。
 俺も章も躰は筋肉でぱんぱんだから、ケツと腰とがぶつかっても目茶苦茶硬い音がする。
 俺よりでかい章の躰を抱きしめて、その背骨の筋肉の谷間に鼻先を埋めて章を突き上げる。
 前からやっても後ろからやっても、やりながらキスができにくい。もうちょっと身長あったらいいのに……ってこういう時、思う。
 さぼってる訳じゃ全然ない。
 俺も章も、街を歩いてると避けられるほど躰はデカイ。けど、身長分、章のが俺よりひとまわりデカイ……ってだけで……
 凄い綺麗な章の体。
 いつみても惚れ惚れする。
 いつの間にか、その筋の若頭にまでなってしまった……いや、なるべくしてのし上がった、章。
 でも、今は俺のかわいい恋人だ。
 恋人なんだ。
「みちっ……みちっひこぉっ……」
 章が足を震わせると、足の間にある便座がガコンガコン甲高く音を立てた。
 ここは便所。
 スポーツジムの便所。
 忙しい章と俺とがようやく時間を繰り合わせて会員になった。週に一度のお楽しみ。
 入る時間も出る時間も別々だけれど。たった三〇分や一時間の重なった時間をこの狭い個室で過ごす。
 章は日本でも神戸を拠点とする有数の巨大組織浜口組の若頭。
 俺はアメリカ資本の大財閥の日本代表。
 ずっと世界中てんてんと転勤して、ようやく日本に落ち着いた。だから……前は年に数回だった章との逢瀬も、今は二週間に一度は会える。
 俺は東京。章は神戸。
 関西と関東に支店のあるスポーツジムに入って、時間の在る方がどっちかに行く。
 章に……会える。
 それがたとえこんな狭苦しい便所だったとしても……
 至福の……時間。
「みちっぃっ……」
 もっとして、って感じで章がのけ反る。俺にケツ、押し付けてくる。
 けど、これ以上動いて音立てたら誰かが入って来ないとも限らない。
 俺は後ろから入れたまま、ギュウッ、と章の躰を抱きしめて動きを止めた。
「みち……?なんやの?」
 言葉だけ聞いてればかわいい大阪弁。
 東京の直中でも今はあまり珍しくはなくなったけど。やっぱり聞き慣れないと聞き取れないぐらい早いし癖がある。
 その癖が……可愛いんだけど。
 幼なじみの章。
 かわいい章。
「誰か入ってきたみたいだ」
「えっ?」
 嘘だけど。
 章が咄嗟にビクッ、て身を固くした。すっごい……締め上げられて息が止まりそうになる。
 章の心中を想像できるほど、ギュウウウウウッッ……と締め上げられて、俺は苦笑した。
 章の硬い背中にチュッ、とTシャツの上から口接ける。
 ジムで着てるシャツは章の汗を吸って章の匂いがする。
「誰も…………おらへんのんちゃうん?みちぃっ!?騙したやろっ!?」
 耳を済まし続けて、章はようやくそのことに気付いたらしい。
 俺を振り返る瞳が涙目なのは前からだろうけど。章のチ○ポも涙ぼろぼろだし、ちょっと苛め過ぎたか?
「お前があんまり大きい声出すからだ、章。便所の蓋が割れるぞ」
「せ……やかってぇっ……んんっ……」
 ぐりぐりぐりっ、て腰を動かしたら、章がうにうにうに……って、頭を振る。ピクピクケツがしまって、たまらない。
 かわいい大阪弁でなんか抗議しようとしてるけど、無理だろう?
 章が息を吸う前に、ガンガンガン、と立て続けに突き上げてやった。
「ヒグッゥッッ!?」
 快感に吐く息が無くて、章の体が硬直して反り返る。ぎりぎりぎりぎりぎりっっ……て、まるで首しめたらこうか、って言うぐらい、章が俺を締め上げてくる。
 ジュルジュル言ってたケツがギュキギュキッ、っ
て……なんか、ゴムみたいな音立てて……いい……
気持ち、いい。
 苦しいのか、と思って章のチ○ポ触ったら………
…カチコチだった。体に似合ってでかいチ○ポ。
 もう、俺も限界近い。
 章のチ○ポをしごきながら突き上げる。章が壁に両手をついて、足を踏ん張って……ケツを突き出してくる。
 もう…………限界っ近いっ!?
 たったこれだけの章との逢瀬。もっと楽しみたいのに……
「みっ…………ちっぃっっっ!?」
「あきらっぁっ……」
 互いに互いの名を呼んで…………ぶわっ……とした熱に意識を浚われた。
 どくんどくんどくん……と……握りしめた俺の手の中で跳ねる……章。
 かわいい。
 ぎゅううっっ……と、章を抱きしめて抱きしめて……
「ぁ……あんっ…………みちっぃっ……あかんってぇっ……」
 ぎゅって握ったままのチ○ポがちょっと芯を持った。
 ああ……このまま、これを舐めてやりたいのに。
 今日は俺も夜に東京で会食があるし、章も会合があるって言ってた……っけ……
 俺は、今すぐ新幹線に飛び乗らないと間に合わない。
 ここは三宮。
 章のケツにトイレットペーパーを押し付けてチ○ポを引き抜く。
 ジュブッ……と……いやらしい音。
 章が息を呑む音。
 俺の命が……無駄に流れ出てくる……音。
「通彦の子供がほしいなぁ」
 べったりと便座に坐って章が呟いた。
「俺と通彦の子供が、ほしいなぁ」
 俺と章のザーメンを拭った紙が水に溶けていくのを見て、章が呟く。
 いつからだろう。章がそう言うようになったのは。
 俺はただ……章の頭を抱きしめてキスしてやる事しかできない。
 章は独身だけれど。俺は結婚してる。子供もいる。
 当然、それは章も知っていて。
 それでも、そういうことを言うのだ。
 それがわがままではない、と判っているから。俺もつらい。
「次、俺がこっち来れるのは月末になるな」
「あ。堪忍、俺、ここもう来られへんねん」
「え?」
 パンッ、と、俺に手を合わせて章が俺を見あげてくる。
「スミ挿れるんや。八分丈に入れるから。
 ここTシャツ一枚やろ?今は社長や言うてどうにか誤魔化しとるけど。もうどうにもこうにも無理やねん」
 こんな綺麗な肌に……入れ墨入れるのか?
「堪忍な?通彦……」
「謝る必要はないだろう?必要なんだろう?」
「うん。来年には、俺が組長やから。一応な…………今でももう……『社長』やら甘いこと言うてる時ちゃうかってんけど……」
 こうでもせんと通彦に会われへんかったから……
 章の言葉は分かる。
 今時古臭い考え方なのかも知れないけれど。それを入れる事で章がもっとあっちに行ってしまうのは、しょうがないんだろう。
「来月な。俺が東京行くから。みち。ホテルで会お?連絡、するわ。な?」
 ごそごそ、身支度をして、章がギュッ、と俺を抱きしめた。
 そうされると、俺の頭は章の鎖骨にゴツン……と……
「社長っ!?菅原さんの秘書の方が時間だとおっしゃっておられますっ」
 トイレの外から章の舎弟が呼んだ。
 ああ……もうそんな時間か。
「来月な、通彦」
「ああ、来月な、章」
 チュッ、とキスをして俺は個室から出た。
 慌ててシャワールームに走って行って着替えて、秘書の春木の手配していたハイヤーで新神戸に向かう。
 あの綺麗な章の肌が見納めだったのなら、シャツを脱がしてもっと見ておけば良かった……
 あの体に色がつくとどんなだろう。
 それはそれで、綺麗なのかもしれない。
「章……」
 新幹線の中でその名を呟く。
 来月が待ち遠しい。



「章…………章……」
 通彦が俺を呼ぶ。
「章……章ぁっ……」
 俺の耳を噛むようにそっと……呼ぶ。
 俺のケツには通彦のぶっといのがずこずこ入ってて……俺のチ○ポビンビンで……溶けそぉや……
 スポーツジムの綺麗な便所。
 週に一度、忙しい通彦とたった一時間ぐらいだけ時間合わせて……
 くわえこむ……通彦のん……
「ぁっ…………はぁっ……みちぃっ……みちっぃっぃぃっ……」
 必死で声抑えようってしてんのに……あかん…………声……出てまう……
 若い衆が外、立っとるけど……
 一応、ここのトイレ、廊下が長いから、聞こえんとは思うけど……誰も入れんように言うとるから、入ってこんと思うけど……
 こんな狭いとこで通彦とこんなことしてる思たら……余計……感じて…………あかん……あかんって…………みちっ……
 通彦の指が、俺のケツ……触る。通彦くわえ込んでる周り、ぐにぐに、って……押す。
「ぁっんっ……」
「かわいいよ……章…………かわいい……好き……好き……章っ章ぁっ」
 通彦がごっつ突き上げてくる。俺の腹、ぎゅんぎゅんして……痺れて…………ぶわっぶわっ……て甘いジンジンしたのがケツからチ○ポに響いて……その度にブシュッブシュッ……て、先走り……吹き出してくる。壁、べとべとや。あかん……あかんねん……もう…………あかん……イきそぉっ……
「章……章ぁ……かわいいよ……もっと鳴いて?……もっと声聞かせてくれよ……」
「ぃっ……ひぁんっ…………」
 章が俺の首、噛んだ。
 俺の方がでかいから……後ろからやと通彦は俺の耳まで届かんで……俺の背中にキスばっかり。通彦がキスしてくれる背中……ぼんわり灼いわ……通彦の息がかかるだけで、感じる……
 前、鏡で背中見たら、凄い……一面紅うなっとって……
「ここまで広く赤かったら、誰もキスマークだとは思わないよ」
 通彦はそう言って笑ってた。
 俺もそう思うわ。なんや、ビンタされたみたいやん。背中。
「かわいいよ……章っ……章っ好きっ……お前が好きだっ好きだっ……章っ」
 俺のごつい腹に抱きついて、通彦がケツ打ちつけてくる。
 俺、シュワルチェネッガーよりでかいで?その俺にかわいいって言うのん、通彦だけや。
 俺、日本で最大組織浜口組の直系若頭やで?その俺に、そんなこと言うてくれんの……通彦だけや。
 ガキの頃から……通彦だけは俺をまっすぐ見てくれた。
 俺が人、殺しても、変わらんと愛してくれた。
 凄いことやと……思う。
 通彦の大きさに…………俺、もうあかんねん。通彦がおらんとあかんねん……頑張られへんねん…… 何度も別れよう思たけど……
 こんな極道もんの俺がそばにおったら、通彦がやばなんのわかってんねんけど……
 もう……二二年…………一緒に、おる。
 俺、通彦に抱かれ続けて……愛され続けて……
「ぁっ…………ぁああっっ!?ミチッ……みちぃっ……ええっ……気持ちええっ……もっとしてぇっ!?」
 通彦の指が俺の乳首ギュウッ……て、つまんでくる。キュンキュンッ……て、何か……弾けるみたいに甘いのんが俺のチ○ポに流れていく。じわって……溢れてくる。
 腰……痺れて……膝、ガクガクで…………たまらん……あかん……イく……イきそう…………みちっ……みちぃっ……
 へそから下が…………溶けた……
 ジュワッ……て……溶けた……
 通彦が……目茶苦茶に突き上げてきて……
 ぁあ…………
 ビシュッ……て、通彦が出したんと一緒に、俺もイッた。
 体……どろどろや……
 どこまでが壁か俺かわからん……溶けた……俺、溶けた……通彦の上にどろ……って……
 ギュウウッ……て、抱きしめてくれる通彦。俺がここにおるんや……って、分かる。
 俺、いつの間にか便器に坐っとって……通彦が後始末してくれるんぼーっと眺めてた。
 通彦の腹筋が目の前。ぼこぼこ並んでる。
 通彦も、かっこええねん。
 俺のが背ぇ高いから、ちょっと大きいけど。通彦、足長いんや。日本人離れした手足の長さで。凄い……かっこええねん。
 奥さんも子供もおって……やのに、俺ともこんなことしてくれて…………
「愛してるよ、章」
 そう……言ってくれる。
 俺、今の人生後悔してへん。
 もう、何人殺したかも分からん。三回刑務所入って、出てきて、その度に組の中で俺の場所でかなってって……今、若頭や。
 俺がなりたかった日本一、すぐそこや。
 後悔なんかしてへんけど……
 一つだけ。
 欲しい、もの。
 絶対手に入らへんもの……
 通彦と、俺の……子供。
 ほしいな。
 子供。
 男の子でな、通章ってつけんねん。
 通彦の子やもん。男らしいかっこええこになるで。
 遠くから通彦の子供見た事あるけど。やっぱ通彦に似てカッコよかった。
 章彦くんと皐月ちゃん。
 今高校生や。美人の奥さんとの間の子。
 俺には絶対産まれへん通彦の子……
 思いっきり抱きしめたいけど。俺、こんなんやから……近づいたらあかんねん。
 向こうも恐がるやろしな。
 いつ、テレビに顔出るかも分からんから、子供には会わん方がええねん。
 父親の知り合いがヤ○ザやなんて……知らんほうがええ。
 ああ……通彦の秘書の人が呼んどるわ。
「行き……通彦…………俺、もうちょっとここにおるから」
 次で最後にしょう。
 次に東京で通彦にあって、それで最後にしょう。
 もう……あかん。
 いつ、俺にヒットマン飛んでくるかわからん。
 俺が何十人殺したかなぁ……
 何十人もが、俺を殺しに来る。
 もう二回、命(たま)狙われた。
 本当やったら、あかんねん。こんなとこ来とったら。
 通彦に会っとったらあかんねん……
 チュッ……って、通彦が俺にキスして……出て
行った。
 綺麗な通彦。
 綺麗なままの通彦。
 俺がどんだけ汚れても……ずっと俺を見ててくれた通彦。
 さよならや。
 次で……さよならや。
 次で……
「愛してる…………通彦……ぉ……」
 いつも……俺が通彦を傷つけ続けてる。
 いつも……俺から別れてる……
 通彦が追いかけて来てくれてる……
 あかんよ……通彦。
 もう……あかん。
 お前の命がほんまに危ないから…………もう……次で最後な。
 次で……最後、な……
「通彦ぉ……」
 涙が……とまらんかった……


初出:2003.4.20

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