R18、成人向け 凌辱系BL長篇小説 & 商業誌/同人誌紹介 サイトで読める小説有。晶山嵐個人誌情報

惚-HORETE-_本文見本

同人誌?サイト小説?
惚-HORETE-original

金髪マッチョドイツ人×脳みそ筋肉イタリア美青年
バカップル二人のエロ日記。読切です。(一部抜粋)





「すげー……たけー……」
 地上八〇階だもんなー…………なんか、地上のあかりがこまけー……あれ、高速道路かなー……なんか、立体交差が凄いことになってるみたい…………な、気がする。
 も一個の部屋はオフィスルームみたい。でかいコーナーソファーセットにでかいデスク。パソコンまでつないである。インターネットできます、って書いてある。へー……。バーカウンターまであるよ。すげー。
 寝室は、これまた広い。なんでこんなに広いんだ、ってぐらい広い。
 そこにでかいベッドが二つ。
 これ……ダブルじゃねーよなー………もっと、でかい……
 アングがのびー、と窓側のベッドで寝てた。ど真ん中で手足延ばして寝てる。でも、手も足もベッドからでてねぇ。でかいなー……まじで、でかい。いつも旅行行く時ってベッド伸長してもらわなきゃいけねーのにな。
 外に面した壁一面が床から天井まで窓だ。あ、こっちはあの高速道路みたいなのが見えねーんだ?道路が線になってる。香港とはえらい明るさが違うなー…………深夜だからってのを差し引いても暗い。
 あー……なんか、ここまで高いと反対に怖くねーなー……
「あ、さむ……」
 なんか湯が冷めてきた。クーラー高くしよう…………どこだろう………………あれー?
 寝室のはここだけど、他の部屋のがわかんねーよー……部屋を区切るドアがねーから、他の部屋が寒いと寝室もさみーじゃねーかっ
 うろうろしてるとどんどん湯が冷めてくる。うーん、寒いぞ。まじで。ジージャン、着ちまえ。
 あ、アングがベッドで丸くなってる。寒ぃんだろー?なんとかなんねーのかなー?フロントに電話するったって、タイ語なんざしらねーしなー……こっちのヤツらの英語って発音聞き取れねーんだよな……
「うー……」
 アングが呻いた。なんか毛布、肩まで被って丸くなってる。そりゃ、寝たらさみぃよなぁ……これ。いっそ、寝室のクーラーきっちまおうか。電気も明るいまんまだし………でも、俺眠くねーからなー……テレビもタイ語だし、雑誌も持ってきてねーし。うーん、あっちのバーで酒でも飲んでよっかなー…
 そんなこと思いながら、じー、っと俺はアングの顔を見てた。
 俺からだと、綺麗に横顔に見えるから。なんか、睫毛が長ぇの。むずむず瞼が動いてる。くちびるまで毛布引き寄せて丸くなっちまって。かわいい。
「うーーー……」
 アングがごろん、て寝返り打った。寒くなくなったのか、上向いて手足延ばしてやがる。
 あー……綺麗な顔だよなー……相変わらず。すげーキレー……
 俺、気がついたらベッドに乗り上げて毛布踏んで思いっきりアングを覗き込んでた。アングの皙い顔に俺の影が落ちる。やだ、アングの顔見えねーじゃん。影が落ちないように顔を避ける。アングから遠くなる。覗き込む。影が落ちる。
「うー…………じれんま。………………」
 上向いてるアングのくちびるにKISS。
 そ、……て、くちびるで触る。
 あ、冷たい。
 ほっぺも冷たい……俺のくちびるが灼いのか……
 さら……って、髪に触る。俺の指の間、つるつるって冷たい感触で滑っていく。
 もう一度、キス、した。
 さっきよりはあったかくなってる?
 うへぇ……冷たくて気持ちいーい。
 何度も何度もチューしてたら…………
「ん……」
 アングが鼻から抜けた、すげー色っぽい声を出した。
 じっと見てたら…………ぼやぼやと瞼が動いて…………
 開いた。
 うわっ……
 開いたっ。
 なんか、なんだったっけ?童話に出てくるお姫様みてーっ
 あっ、じゃ、俺が王子様かっひゃーっ。何恥ずかしいこと考えてんだっ俺っ
「ジェイド……ぉ…………?」
「ん?何?アング……寝てろ、いーぜ。疲れただろ?」
「んー…………俺、寝てたのか……」
「うん、気持ちよさそーだったぜ。エアコン、寒かったから切ったぞ」
「んー…………んー…………うんー……」
 あ、まだねむそう。ぼやぼやしてる。
 いっつも俺のが早く寝ちまうし、遅くまで寝てるから、お前の寝顔って珍しー……かわいー……キレー……
「喉…………乾いた……」
「んー?なんか持ってきてやるよ。寝てろって」
「んー……」
 俺は隣の部屋のバーカウンターを覗いた。酒と水とビールしかねー……そーだよなー……バーだもんなー…………
 あいつ、寝起きに酒は嫌いなんだよなー。向こうの部屋にも冷蔵庫あったよなー…………あっ、オレンジジュースがある。これでいーよな。
 オレンジジュースの瓶の栓を抜いたとこで後ろから抱きつかれた。
「なに?起きちまったのかよ?アング」
「んー……」
 あはは、まだ寝てるじゃねーか。
 のしっ……と、俺に体重かけてくるアング。軽いわけじゃないけど、それぐらいじゃ全然平気。伊達に鍛えてねーって。
 アングはムエタイ。俺は柔道と空手、ついでに日本式のフェンシング。俺、セイドウカイカンだと世界大会優勝してるからな。アングも何度か……あー、そーいや、こいつムエタイの大会でこっちのほう何度か来てたんだっけか?だから詳しいんだ。
「おら、アング。オレンジジュース」
「んー……」
 飲まないし。口許に持っていっても口開けねーよ……アングの代わりに俺が一口飲んでみる。うわ、甘い…………これ、アング、飲めねーだろーなー。甘いの嫌いだもんなー……それ分かってて口開けねーのかなー……俺がのんじまえ。ごくごく…………
「う?」
 瓶を煽っていた俺の顔がひょい、と引き寄せられた。目の前にアングの皙い顔がぁっ今、瓶をくわえてた俺のくちびるに…………アングのくちびるが…………うわっジュース零れるっ
 ほとんど躰が斜めになるぐらい引き寄せられてKISS。アングが俺の口の中のジュースをさらっていく。
「うぇ………………甘い……………………なにこれ……」
「オレンジジュース……」
「オレンジの味なんかしないじゃないか……」
「でもオレンジジュースって書いてある」
「なんか他のないの?」
「うーん……酒があっちにあるぜ?」
「や、酒はいい…………使いものになんないから…………水あるじゃないか、水。それ」
 何が遣い物になんねーのか……水?ああ、これか、冷蔵庫の上の。ペットボトルのミネラルを渡したら……アングが俺に押し返してきた。
「お前が飲むの」
「は?」
 アングが俺の口にミネラルのボトルを押しつけてくる。別に俺は喉乾いてねーんだけど…………くい……って飲んだら……というか、口に流し込んだら…………
 KISS……された。
 俺の口の中からアングが水を吸い取っていく。
「うめぇ……」
 本当に美味しそうにアングが言った。俺はもっと水を含んでアングに口移しする。ゴクゴクとアングの喉が動く。えへへぇ、楽しい。
 アングが俺をぐいぐいと押すから、なんとなく俺は下がっちまって…………窓に、押しつけられた。
「アング……?」
 硝子にぺったりと背中を付けた俺に、アングがまたぺったりと躰を寄せてくる。
 勃ってる…………アングの………………
 俺の首筋に顔を埋めて、ジージャンを脱がされていく。くるりっ、と俺の躰が反転させられた。
 冷蔵庫の上の灯かりを、アングが消した。そうすると、寝室との通路の灯かりしか無くなっちまう。それは後ろだから、俺からは見えなくて……
 闇の中の街しか見えなくて。
「ほら……見ろよ………………」
 アングが俺の耳を噛みながら囁いた。
「空に浮いてるみたいだろ……?」
 俺の躰を硝子に押しつけて……ガウンまで脱がされてしまった。いつのまに脱いでたのか、アングも全裸になってて……胸は硝子で冷たいのに、背中はアングの胸で灼くて……さっき冷めた筈の熱がまた上がってきた。ぐいぐい、ってアングのが俺の腰に押しつけられてくる。
「あは……お前の胸……冷たくなってんじゃねーか……」
「あっためてくれんだろ?」
「馬鹿野郎………………いつだって、俺より灼くなるくせしやがって……」
 アングの掌が俺の胸と硝子の間に入ってきた。グリッ……と乳首をつままれて腰が引けちまう。耳に掛かるアングの息が……灼い……
 きゅりきゅり動く指が……あぁ……気持ち……いい……
「なぁ……アングゥ……」
「んー……?なにぃ…………ジェイドぉ……」
 アングはくすくすと低く笑って俺の耳を噛んだ。
 後ろにいるから……なんか……やだ…………抱きしめられない……
 分かってるはずなのに、アングは俺を硝子に押しつけたまま………………抵抗、しようと思えばできるけど………… ……やだ……
「ベッド……行こ?……アング……」
「なんで?」
「なんで……って………………ゆっくりしよーぜー……」
「何を?」
「うひゃっ……」
 べろん、と首筋を舐められた。アングの腕が俺の股間に触る。俺が勃ち切ってんの確認して、クスッ、て笑った。笑ったーっそんでもって、俺をもっとグギュッ、て硝子に押しつけてきた。ち○ちん潰れるーっ
「俺の大砲が潰れるーっ」
「こんなことで潰れるんなら、潰れとけ」
「あっ……ひでっ…………いてーってっまじっ」
「うるせー奴だなぁー、はい、いいこいいこ。痛いの痛いのとんでいけー」
「うっ」
 アングが少し力を抜いてくれた、と思ったら。するん、と長い指が俺にからんできて、それこそ、子供の頭を撫でるように優しく撫で回された。うひょーっそのままイッちまいそーっお前、指器用なんだからさーっ……なんでっそんなふうに動く……かな…………うっ……
「はぅぅ……」
「なに?もう立てねぇのかよ?」
 膝がガクガクする。躰をささえたくて腕をつっぱるけど、大きな窓硝子は縦にしか窓枠がなくて……すべる…………
「これでも挟んでろよ」
 そう言って…………アングがっ…………うわっ…………うわわっ……
 俺の股の間に自分のを突っ込んできたっ
 ぐりっ……て、俺のタマが押し出される。後ろに……入った訳じゃねーけど………………俺……そこ、弱い…………んだ……って……ぇ………………
 タマの裏っかわごりごり擦られる。はぅぅ…………
「駄目……だ…………って…………もっ……」
「何が駄目?」
 凄い……低い声で囁かれた。ゾクゾクッ……て、脳の裏側ひっかかれたみたいで…………アングの指が……俺の胸…………つまみ上げた。
 あっ……だめっ……腰がバァッ……て灼く…………な……イくっ…………イっちまうっ
「はぅぅっ」
 イッちまった…………
 絨毯に、俺は転がり落ちた。絨毯が……くしゅくしゅするー……やーらかい毛足が……なんか…………だめっ……やだぁ…………
「なに?絨毯で感じてんの?お前…………ジェイド」
「ん…………んんんー……」
 チュッチュッ、とアングが上になった俺の耳にキスしてくれる。くすぐったい。気持ちイい。俺の体、アングに抱えられて……座らされた。俺は硝子に手ぇついて…………
 目の前に……
 白く……濡れてる…………硝子。
「これ、お前の……ジェイド」
 アングの皙い指がそれを硝子からちょっと掬いとって…………俺に…………
 俺の、くちびるに…………塗った……
「やっ……」
 青臭い臭いに俺は逃げて……アングがくすくすと笑う。
「何がやなんだ?ジェイド……自分のだろ?」
「だって……やっ……だっ………………そんなの……っ」
「どうして?…………ほら……見てろよ」
 俺のを塗った俺のくちびるに、アングがチュッ、とキスをくれる。それから俺の顔をさっきの、俺が出した硝子の側に引き寄せて…………
 アングが…………
 舌を出した。
 その……硝子に。
 アングの紅いくちびる。
 アングのピンクの舌。
 綺麗な……横顔。
 長い睫毛。
 高い鼻が硝子に触れて少し顔を傾ける。
 濡れた舌から絨毯にぽと……って…………雫が落ちて…
 その舌が…………
 俺の……
 硝子の俺のに……
 触った
「あっ……アングっやめろよっ」
 咄嗟にアングの肩を掴んで引き止める。そんな俺をアングはちらり、と流し目で見て……また、舌を出した。
 肩に置いた俺の手をぺろっ、て……舐める。俺は咄嗟に手を引いてしまって……
 アングはまた…………硝子を舐めた。
 俺のを…………舐めた。
 俺を……
 見た……まま……
 目の端で俺を見たまま…………俺のを、舐め取った……
「ぁ……」
 俺は頭が茫として……
 だってなんか…………
 俺のを……
 俺が……舐められてる……みたい…………で……
「美味しいよ、ジェイド」
 うるんだ瞳でアングが言った。
 ふんわりと笑って…………うつむき加減で微笑んで……
 俺の……好きな顔で…………笑った。
 目眩を起こすような瞳で……笑った。
 ゆっくりと…………
 さっき、硝子を舐めていたアングの舌が、自分のくちびるを、舐めた。
 ゆっくりと。
 俺は……それを瞳で追って…………
 俺も…………同じように俺のくちびるを、舐めた。
 アングの指が俺のくちびるに、触れる。
 俺はその皙い指を、舐める。
 アングが俺の舌にうっとりした瞳をしてくれる。
 ふんわりと笑って………俺のくちびるにKISS…………くれる。
「一緒に…………味わおうか?」
 コツン、と額を合わせてアングは言った。
 俺の口の中に、言った。
 俺はただ…………アングの瞳に頷いて……
 さっき俺が出したのに二人で顔を近づけた。
 アングが先に舐めるから、俺はその隣に舌を……出して…
 俺の……皙いの…………ぬめ……って…………味……どろん、て……感じる。
 アングの…瞳が…………俺を…………見て、くれてる……
「おいしい」
 アングが、言った。
「おいしい……」
 俺も、言った。
 硝子の上でアングの舌と俺の舌が触れ合って……舌先でつつき会いながら、硝子にだらだらと雫を零した。
 硝子から皙いのをぬぐい取って…………そのまま……今度は、互いの口の中にある皙いのをぬぐい取るように舌を絡ませる。
 アングの舌…………気持ち、いい……
 さっき俺が濡らした指が……俺の…………足の間に、這って……来る。
 俺はゆっくりと腰を前に出してその指を迎え入れる。
「むっ……ぐっ………………ふぅっ……」
 きゅるきゅる……と、もぐり込んでくる……指。キスしたまま、アングが俺の肩を硝子に押しつけた。
 ぷつん、って……勃ってたらしい乳首が硝子に潰されて……
「ぁぅんっ……」
 ギュンッ、て……胸が痺れていく。
「かわいい声…………ジェイド」
 アングの声が俺の耳を噛む。
「かわいいよ……凄く……かわいい…………ジェイド……ジェイドぉ……」
 背中にアングの胸を感じる。さっきとは違って…………俺の腰は……アングの膝の上。アングの足を跨いで座っている恰好で。胸と顔が硝子にくっついてる。俺は硝子に爪を立てる。引っ掛かるところがなくて…………ただ、全身をアングに開け渡す。
 アングが俺の尻を両手で揉みながら、両方の親指で俺のそこをぐにゅぐにゅと抉ってきた。
「ぁひっ…………ひっぃ…………っぃっ……………………アングっ……アングっっ」
 腰が浮いちまうほどの……快感。いやぁっ……アングっ………そっち、向きたい…………お前、抱きしめたいよぉ……
 でも……アングがそうしてる限り、俺の下半身はもう、動けない。
 KISS……したい。
 なぁ……アング…………
「ジェイド…………お前……………とけそうな顔、してる……」
「ふぇ…………ぇ……」
 アングが俺の耳の中に囁く。
 なんで?
 なんで俺の顔、見えるんだよ?
 俺、アングの顔、見えないのに……
 なんで?
 アングの指が……俺の尻から、背中に上がってくる。肩に回って、硝子に手を付いてる俺の右手を辿って硝子に…………
「ここ……」
 俺の目の前の硝子を指さす。
「ここに…………お前の顔、写ってる………」
 アングが……囁く。
「…とけそうな顔……してるよ…………お前……」
 ああ……本当だ………………俺の顔……写ってる……
 アングも……いる……
「いいんだぜ?…………もっと、気持ち良くなっても……」
「はぅっ……」
 両手の親指で……前立腺を擦り上げられた。ギュアンッ……て、凄い音で俺の躰の中に痺れが駆け上がっていく。足も腰も震えて…………腕が……硝子に爪立てて…………でも、すべっていく。俯いたら……俺の口から………………涎が……絨毯に…………
「ぁふ…………はふ…………はぅぅ……」
 俺の腰にアングのが堅くなってるのが分かる。熱くなってるのが分かる。俺の背中に擦りつけてくるのに…………
「挿れて…………アング……」
 俺はねだった。
 もう……限界。欲しくて欲しくてしょうがない。躰がとけそうだよ……とけちまうよぉ……
「アング……」
 俺は……硝子に写ってるアングを見た。
 アングの瞳が俺を見てる。
 アングのくちびるに……俺は…………KISS……した。
 冷たい……くちびる。
 固い……くちびる。
 硝子の…………くちびる。
 けど……
 ビクンッ……って…………俺の、腰に、当たる……アングが………………すごい……跳ねた。
「もう……たまんないよ…………ジェイド……」
 アングが言った。俺の耳を強く噛んだ。
「もっと…………焦らしてやろうと思ったのに……」
 えぇ?なんで?
 なんで焦らして……なんて…………
「欲しい……って…………言って……のに……ぃ…………… ………はぐっ」
 太ももを持ち上げられた、と思ったら…………
 何も言わずに…………アングが…………入って、来た。
「ァァァアアアアアァァァッッッ」
 いっきに奥まで突き上げられて……俺は……ただ……… …硝子に手をついてのけ反った。
 甘い……痛い程の痺れが物凄い勢いで俺の躰の中をぶつかりながら、口から跳び出ていく。
「やるよ…………いくらでもやるっ…………だから、……ジェイドっ……………ジェイドぉっ……俺の名前っ呼んでっ呼んでくれよっ」
「ハゥゥゥゥッッッ」
 入れられたショックに慣れる暇もなく、アングは突き上げてきた。俺はただ、躰を震わせるだけ。アングの動きに目茶苦茶に振り回された。
「ジェイドっっジェイドぉっっ呼んでっ俺の名前っ呼んでっ呼んでくれよぉっジェイドぉっ」
「……アングっ……アングっ…………アングっっっイいっ……気持ちイい……よっ……ぉっ……はぅぅっっ」
 アングが俺の胸を抱きしめた。俺の耳に、頬に口接ける。俺は硝子に腕を突っ張って必死でアングを振り返る。
 アングが俺を……見た。
 俺のくちびるを……見た。
 なんで?
 なんで見てるの?
 なんで?
 なんでキス……してくれないの?
「キス……してぇ?…………アングゥ……」
 くちびるの代わりに、アングの指が俺のくちびるに……触れた。俺はビクンッ、てして、アングのが中で跳ねたのにまたビクビクッ、ってなる。
「このくちびるで…………キス、してくれた、だろう?
 さっき……」
「うにゃ?」
 アングのくちびるが、俺のこめかみに、耳に……キス……と言うよりは、押しつけて……来る。齧って、来る。
「窓に……写ってる俺に……キス…………暮れただろう?」
「…………ふん……」
 俺は頷いた。
 キス……したぜ?
 アングに、したぜ?
 したかったから。
 俺を見てるアングにキス……したかったから……
 なに?
 だめだったのか?
 キスしたらだめだったのか?
 どうして?
 なぁ……
 アング…………
「キス……しろ……よぉ…………」
 アングは俺を見てる。
 俺のくちびるを見てる。
 涙が……溢れてきた。
 俺……いけないこと、した?
 なんで?
 なんでアング……キス、してくれないの?
 アングの指が俺のくちびるに、這う。俺はその指を、舐める。唾液が指に伝って俺の顎に溢れていく。
「かわいいよ……ジェイド…………」
 アングが俺の耳を噛む。
「凄くかわいいよ…………ジェイド……ジェイドぉ…………
 キス、していいの?
 俺がキスしていい?」
「ふゃ?」
 アングがそんなこと聞いてくる。
 なんで?
 キスして……って言っただろ。
 なんでそんなこと……聞くんだよ?
 なんで?
「お前、窓にキスしたじゃないか……ジェイド」
 アングが俺の耳を食べちまいそうに囁く。
 したよ……キス、したよ。
「窓に写ってる俺に…………キス、してくれただろ?」
 俺は頷く。
「ちょっと窓に…………嫉妬、しちまったよ……」
「なんでっ」
 俺は思いっきりアングを抜いて、後ろを振り返って、アングの頭を捕まえて……キス、した。
 何度も何度も、した。
 アングも答えてくれて……二人で息が上がるまで、した。
「アングが後ろになんかいるからぁ…………窓に写ったアングにキス……したんじゃないか……」
「うん…………分かっては……いるんだけどさ……」
「お前が前にいないからだろっ」
「うん…………ごめんな………………ジェイド……」
「アングが………ぁ………………なんで焼き餅やくんだよぉっ…………」
「ごめんって……ごめん……ごめんなさい……ジェイド……泣き止んで?な?………泣き止んでくれよ…………」
 ひゃくひゃく、としゃっくりが止まらない。怒って泣いて、アングの腕の中でだだをこねた。
「ごめん……って…………ね、ジェイド………………今度は、こっち向きで、しよっか?」
「あっ……はぁっ……」
 アングの指が俺の背中をなで下ろした。ゾクゾクッ、ってする。ぎゅいっ、て、アングの掌が俺の尻、両方に開いて……… …痛い……ぐらい……
「しよっか?…………ジェイド、なに?やなの?」
「ふぇぇ……」
 アングの先っぽがきゅんきゅん押してくる。じわじわ甘くて…………ほしいの……ほしいんだけど………………くちびるが痺れてて…………何も、言えない……よぉ……
 もう……でも、限界。欲しい……
 アングが欲しいよぉ……
「ほら……凄い夜景…………ね、ジェイド。ここでさぁ。もしかして、誰かが望遠鏡でこのホテル見てたら…………びっくりするだろうなぁ……」
「えぐっ……」
 アングの言葉に俺は後ろを振り返った。
 そこは当然でかい窓で。
 道路が線になってきらきらしてるだけで。家のあかりとかは殆どないけど…………でも……
「このホテル、タイで一番の高層ホテルだから。だれかが注目しててもおかしくないもんなぁ?
 見てるかもよ?誰かが……
 ああ……男同士でやってるよ、あの窓……とか、って……」
「やっ……ぁっ…………」
 全然、こっちからは一つ一つの灯かりの先は見えないけど。
 アングの言葉に途端に恥ずかしくなってくる。
 見られてるかもしれない……それは、まったく無いことじゃないから。
「やっ……だっ………………アングっアングっ…………ベッド……行こっ…………行こうってさっきから言って…………ひゃんっ」
 アングが支えていた俺の躰を落とした。
 それは当然…………アングの、上に。
 さっき入ってたそれは、簡単にずるんっ、て入っちまって…………あっ……だめ………………気持ち……イい……
「あっ…………うっ…………うぅぅぅっ」
 アングの肩に顔を押しつけて俺はアングを抱きしめた。アングの指がそこの周りを抑えてくる…………駄目、感じすぎて…………頭が……おかしくなっちまうっ……
「どうした。ジェイド?…………ん?……ベッドに行きたいんじゃなかったのか?」
「あぅぅっ…………ふっ…………うっ……あぁんっ」
「やっぱり今日はこっちの方がいいって。な?」
 そう言って、アングが俺から離れた。ずるっ……て出ていった感触にぞくっ、てしてる間に……なんか…………何?
「あっ……」
 また、入ってきた、アング。
 けど…………やだ……
「アング……アング……」
 アングがいない。
 どうして?
 俺の中にアングいるのに……なんで、俺の目の前に窓しかないの?
「アングっ……やだっ………これ、やだって…………はぅぅぅっ」
 後ろからすんのやだってーっっっ…………文句を言う前に突き上げられた。ガンガンガンッて……やだ……だめっ……
「イく……イッちまうっ………………やっ」
 アングが動くの止めた。
「やだっ…………なんでっ…………イかせろよぉっ」
「駄目じゃん、ジェイドぉ。そんなガンガンイッてたらぁ。明日歩けなくなるだろ?」
「あふっ…………ふっ……ぅぅぅ……」
 もっと……してぇ……早くっ…………腰が……ゆれちまう……恥ずかしい…………けど、とまんないっ……
「すげぇ気持ちいいよ……ジェイド…………お前が、腰使ってくれるの……イい……すげぇ……イい……うまいよ、お前……」
「やっ……ぁっ…………」
「ほら、こんな爪先までひきつっちまって…………すげぇ腰びくびく動かしてる……チ○ポもびしょびしょじゃん。すげぇかわいいよ……かわいい…………ジェイド……ジェイドぉ……気持ち、イい……」





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