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玉藻前BOYs

同人誌?

玉藻前BOYs

2010年8月15日発行
p140 1400円 (読切)

玉藻前BOYs表紙

玉藻前BOYs表紙

傾向

襲い受無理矢理流血痛い超ラブラブ

基本はラブラブ。
ちょっと痛い箇所あり。

キャラ

玉藻妖狐多聞が女装した姿襲い受
鳥羽法王
51-54歳治天の君僧侶攻
多聞妖狐二尾銀毛襲い受
多聞の恋人魔物結構大物らしいサディスティック攻

鳥羽法王×玉藻(裏表紙)、魔物×多聞(表紙)、2カップル。

ストーリー

大陸から日本に流れ着いて修行をしていた妖狐多聞
彼を探しに探して、大陸から日本にたどり着き、ようやく紀伊国で多聞を見つけた魔物の恋人

彼らは昔から大陸で王を堕落させ騒乱を起こしていたバカップルだった。

今回も、恋人の言うがまま、女装して平安王宮にもぐり込む多聞
「いっちゃんが俺探してたってことは、人間に戦させんのん?」
 ゆさゆさ揺さぶり合って、気持ちええのんゆらゆらするー。
「まぁ、整えては来たよ。巧い具合に狂ってきた。白河とか凄く美味しかった」
「白河って王様?」
「法王」
「ホウオウってナン?」
 唐にそんな鳥おったよなぁ?
「この国の一番偉い奴だった」
「いっちゃんが殺したん?」
「俺は殺してないよ。あいつら神域で守られてるから手が出せない」
「王様が神域で護られてるって……凄ない?」
 そんなん、大陸で聞いたことないわ。
「凄いよ。血統が護られてるから、魔の俺は手出しできない。まぁ、周りから締め上げりゃいいだけだがな……大陸の王たちよりは面倒だった」
 またえらい手の込んだことしたんやろなぁ。
「俺、何したらええのん?」
「鳥羽法王をたらしこめ」
「おっしゃー! それ、ええ男?」
「俺と比べて言ってる?」
 上目づかいで聞かれた。いやーん、色っぽすぎて、それだけで果てそうっ!
「いっちゃんよりええ男なんかおるはずないやんー」
 きゃはははっ……って笑いながら腰振って、ちゅっちゅしながら一端果てた。はふー……満足ー!


『玉藻』の名を賜り、男であることはばれたが逆に鳥羽法王の寵愛を一身に受ける多聞。

けれど、恋人が法王を殺そうとしていることを知った。
そのときには玉藻は真実、法王を愛してしまっていた

鳥羽法王の衝撃的告白に息を呑む玉藻。
「幼い頃から一緒に育って、十四歳で彼女を娶って……………
一時も離れないと誓ったあとで生まれた愛し児が………………
祖父の胤だった……」
「え?」
「祖父の胤だった」
 なん? それって……スウトクイン……やんな?
 ああ……そやから……?
 そやから…………嫌い……なん?
 自分の嫁さんが、じいじの子供産んだん?
 ナニソレ? そんなこと、あんのん?
「大きくなる腹を、何度も撫でて、
愛して……早く出てきてくれと笑っていた…………
 気ままのならない余の人生の中で……
ただ、純粋に…………嬉しかった………赤子……だった………………のに……っ……
 生まれてからもっ……愛したっ…のにっ…………祖父に似ていても、…それは血だから……だと思っていた……なのに……
 祖父が…………璋子を抱いているのを…………見て、しまった……
 顕仁が祖父の子だとっ…………祖父もっ……璋子もっ…………言ったっ……」
 鳥羽ちゃんの爪がっ背中にっ…………
「顕仁だけだとは言っていたけれどっ…………どの顔をしてっ私のそばにっ……私に抱かれてっっ……二人目を産んだのかっ!
 璋子っ……璋子っ璋子っ…………本当にっ……愛していたのにっ! 愛していたっ……のにっ…………初めてあった時からっ……好きだったっ……のにっ…………」
 俺の胸が、だくだくと濡れてく……
「せめて……生まれる前に聞いていたなら………………せめて、婚儀を上げる前に知っていたのならばっ…………愛さなかったっ……期待しなかったっっ…………あの折りでもっ……余はお祖父様の傀儡だったし、お祖父様が好きだった。
偉大な方だったのだっ……尊敬っして、いたっ……のに……… ……………ただっ……お祖父様がそれでいいのならっ……いいと……思って……たっ……のにっ…………政治になんて興味は無かったのにっ!
 ただ一つっ……掛け値なく余のものだと思っていた璋子さえっ……お祖父様のものだったっ……
 あまつさえっ……顕仁に譲位っ……させられるなんてっ!
 どこまでっ……余を蔑めば気が済むのかっ!」




玉藻は恋人に絶縁状を叩きつけ、法王を護ることに命を賭けた。

「あと一年、乱が起こらんかったら、うち、もうええのん。今の願いはそれだけやねん」
「一年?」
 彼女と雅仁さんが目を見合わせた。託宣のことは知っとるみたい。
「そのあと、どうされるつもりですか?」
 雅仁さんに聞かれた。
「鳥羽ちゃんと一緒におるだけ。鳥羽ちゃんと一緒に燃してな?」
「あなた……それは……っ……」
 彼女が立ち上がり掛けて、また座った。
「そやから、子供とかなんとか、ええのん。あとのことなんかどうでもええのん……」
 もう二人とも、なんも言わんかった。

鳥羽法王は熊野の託宣で3年後に死ぬ、と言われていた。
その期日の年が明け、鳥羽は病床につくようになった。
「この数年、幸せやったよ……鳥羽ちゃん……」
 頭なでなでしながら囁いた。
「鳥羽ちゃんと会えて、俺は幸せやったよ……」
「玉藻……」
 鳥羽ちゃんが顔上げてくれた。ちゅっ、ちゅっ……て、口で遊ぶ。これももうあと何回できるんかなぁ……
「俺、妖狐やから……まだ何年も、何十年も、何百年も生きるん…………今まで生きてきたみたいに…………」
「玉藻…………」
 鳥羽ちゃんが、俺の涙舐め取ってくれた。
「最初に恋人に死なれた時……苦しいて……悲しいて………
…なのに俺は死なれへんで………………もう、人間好きになるのやめようて、何度も思ったんやけど…………たまに、鳥羽ちゃんみたいにええ人がおって………………いつも先に死なれて…………
 もういややから、ほんま、人間好きにならんとこう思たのに…
 また…………やねん…………」
 せっかく鳥羽ちゃんが締めてくれた俺の帯、解いて俺の首に巻き付ける。その両端、鳥羽ちゃんの掌に押し込んだ。
「今、殺して……」
「玉藻……」
「もう…………泣きとうない………………もう、鳥羽ちゃんのおらんとこで生きていとうない………………」
「玉藻……」
 鳥羽ちゃんも、泣いてた。
「もうええやんか…………長いこと生きたやんか…………なんでっ……俺、悪いことしてへんのにっ……死なれへんのっ! 好きな人と一緒に死なれへんのんっ!」
「玉藻………私が死ぬ時には…………口を吸っておくれ……」
 鳥羽ちゃんが背中ぱたぱたしてくれる。
「ちゃんと、そなたの舌を、かみ切って……上げるから……」
「……ほんまに?」
「ああ……絶対だよ……」
「絶対やで?」
「ああ……絶対に、そなたも殺して上げる………そなたを、悲しませたり……しない……」
 ぱたんぱたん……鳥羽ちゃんの手が、背中撫でてくれて…………うっとり……した。




それなのに、法王は『魔』に操られて玉藻を殺そうとする。

人間なんざこんなもんだよ……
すぐに 『魔』に心を明け渡す。
お前の信じる人間なんて、
真夏の打ち水より早く消える……
それだけの、モノだ……
陽炎に騙されて俺の邪魔しやがって…………

苦しめよ……多聞。
俺を裏切ったんだ。
愛する鳥羽に、なぶり殺されろ

まさか……鳥羽ちゃんが……俺、殺す……ん?

余が死んだあと…………
そなたが、誰かに抱かれるぐらいならっ……っ……
そなたを……壊して上げよう……

ねぇ…………
久しぶりに……そなただけだ、と
思ったのだよ……………
愛しているのはそなただけだ……と………………
それなのに、そなたには他に恋人が……いた………………
ねぇ…………余の苦しみが……わかるかい?
余の胸がっ引き裂かれそうな痛みがっ、わかるかいっ!

たった一人日本に流れ着き
恋人を捨てて法王を愛したのに……




「もう遅い……」
「遅ないよ……」
 魂は、永遠やから……
 きっと鳥羽ちゃんの魂は、今世の業を背負って、ずっと苦しむから……
「もう……遅い…………」
「遅いことなんか……無いよ……
 気付いた時に、改心したらええん。戻られへん道なんてないんやから……」






俺……死ぬ前……に…………鳥羽ちゃん……ちゃんと………
………殺して……上げる……から………………




全編、妖狐の一人称により
かるーく読める平安時代の大騒乱。

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